愛の為に

最初から決まっていた

私達が出逢うこと

 

どんなに年齢が違っても

どんなに離れた場所にいても

生れ落ちる前に

この地で必ず逢おうと

約束したのだ

 

その約束の記憶を消して

それぞれの場所で生まれ

私達は育った

 

私は貴方という片割れを内に抱え

貴方は私という片割れを内に抱えたまま・・・

 

時は流れ

約束の通り

私達は出逢った

 

何も知らずにいた私を

貴方は見つけ

私が気が付くことを

貴方は待った

私が振り向くまで・・・

 

互いの魂は

やっと出逢えた喜びに

私達の意識を超え

呼応する

 

その激しさのあまり

現実世界は激流のごとく

流されていく

 

手を伸ばしても

現実の貴方には届かず

内に潜る日々の中で

魂に纏わせた鎧は

涙と共に剥ぎ取られた

 

そして気付く

これは壮大なる宇宙のプログラムであることを

 

引き裂かれた魂は

長い年月を得て

互いの身体に入り

互いを導き守ってきた

 

私達は生まれた時から

繋がっていたのだ

 

目に見えない糸を

互いが手繰り寄せ

約束していたこの場所で

再び出逢う事が出来たのだ

 

どんな現実を前にしても

ただ私達はプログラムに沿って

それぞれの役割を演じている

役者に過ぎない

 

愛する己を目の前にして

この役割を降りることは

貴女には出来ないはず

 

この壮大な愛のプログラムを全うし

共に源へ還るその日まで

貴女は歩き続ける

この愛の為に・・・