最愛の貴方を失う恐怖
それ故
追わずにいられない衝動を
抑える事が出来ない
何故黙って去ってしまったのかと
考えずにはいられない
貴方は私の片割れではなかったのかと
追いすがり
貴方へ伸ばす腕は
空を切る
日々を自問自答の闇の中で
繰り返すは
貴方への想いだけ
絶望の淵で
彷徨う私は
やがて気付かされてゆく
本当は何も失ってなど
ないことを
貴方が私と気付く時
深く深く
貴方に愛されていたのだと
知ることとなる
私の中に愛がある
私が存在する限り
愛は決して失う事がないことを
貴方から教えられていたことに
気付かされるであろう