己の半身を目の前にして
体を重ね
愛を分かち合い
共に快楽へ
溶け合いたいと願う
その想いは
純粋なる愛の願い
枯れる事を知らない泉は
愛を感じる男でしか
湧き出ることはない
そこに何の条件が必要か
愛という男の海に
女が身を投じ
快楽の波にのまれ溺れる姿は
美しく気高い
何も持たず
何も必要とせず
ただあるがままの姿で
一心に愛を表現し
獣にも似た激しさを
ぶつけゆく
一心不乱に咲き乱れ
昇り詰め味わう
絶頂という名の無我の境地
2人の愛が解き放たれる
その一瞬に
満たされた体は
光り輝き
2人は愛に包まれる